T4 タイミングベルト ウォーターポンプ クランクシール交換

必要な工具:
27㎜ 13mm 10mm ボックス
13mm メガネ
6mm ヘキサゴンレンチ
VW Audi リブベルトテンショナー・レンチ 
プーリー固定L字金具
34㎜ボックス(クランクシール交換時)
32㎜ボックス(カムシャフトオイルシール交換時)
タイミングベルト・アイドルプーリー取り出し用:
ボルト10mmx1,5 、長さ20mm太さ6-8mm スタッドまたはビス


パーツ:

タイミングベルト

後述のベルト、ポンプ、カムスプロケットの歯数の組み合わせに注意

074109119 R
122 Teeth W26.5

フレームナンバーが470-N-014000までの初期のAAF、
ACU、019-149と 019 150の2種類のエンジン形式があり、019 150以降に適合

数年前まではETKAにACU150に122山のベルトが適合と記載されていたが、
現在は149、150すべてのACU、N以降のAAFに124山(AAFは元から124)を使い、カムスプロケットを交換しろと変わった。
この辺りが、T4のベルトとポンプの部品間違いの元凶

AUDI074109119E
OPTIBELTZRK1301
SKODA074109119B
TRW4839823
VAG074109119L
VAG074109243R
VOLVO272462

074109119 F
124Teeth W26.5

フレームナンバーが470-N-014001以降のAAF、ACUに適合

BOSCH1987949409
GOODYEARG1191H
LEMFRDER1461701
MOTAQUIPVTB505
OPTIBELTHR9712…
QUINTO…QTB377
UNIROYAL97124X…

ウォーターポンプ: 

*元が18山のポンプが付いている初期の車に、新型の20山のポンプを付け124歯のベルトで駆動する、
または122山のベルトを124に変えるには、*023109111D カムスプロケットの交換が必要。
殆どの部品屋では、これを無視してなんでもかんでも適合としているので注意。

スプロケットを変えないなら、124山に18歯のポンプを合わせる

インペラの材質の違いは、金属はカナダなどの寒冷地仕様

023121004 X
18 Teeth

フレームナンバーが470-N-014000までの初期のAAFと、元から18歯のポンプで124山のベルトに対応

DOLZA176
FENOXHB1604
JP GROUP1114100300
SALERIPA663P
SPIDAN0060349
VAG023121004
VEMO1050026

074121005 N M
20 Teeth

フレームナンバーが470-N-014001以降のAAF,
ACUの2種類のエンジン形式、ACU 019-149と、ACU 019-150に適合

70N014001
074121004
074121004A
074121004F
074121004V
074121004X
074121004AX
*074121005N
*074121005M 
FEBI B…22738
GOODYEARG1018H
JP GROUP 1114103400
KAGER 266016
TRISCAN 860029025
VW 074121005M
VW 074198119B
AUDI 074121004A
FIRSTLINE FWP1709
GERI 316026
METELL IPA662
MOTAQUIP VWP681
QUINTON HAZELL QCP3495
RUVILLE 65467

自分の車には122山のベルトが付いていて、とんでもない点火時期だった。
ちやんと調べもせずに違う部品を平気で付ける車屋があるので、
ベルト、またはポンプのみを交換する場合は現物を確認する必要がある。

リビルドや輸入部品の場合は歯数に気を付ける

テンショナー:
023109243 70-N-014001 AAF ACU

リレーローラー:
069109243B 74mm 

クランクシャフト・オイルシール:
038103085E 35x48x10mm

カムシャフトオイルシール x2:
026103085D 32x47x10mm

プーリーセンターボルト:
N0101432 65mm
N90498002 110mm

*センターボルトは、ドライブシャフトボルトのように規定トルクで締めると伸長するので基本的に再利用不可


1.エンジンが突然回らないようにディスビキャップ、
またはイグニッションコイルからのハイテンションコードを外す

2.アイドルスタビ、PVCバルブ、エアクリーナからホースを外し、
エアフロをスロットルボディから取り出す

3.タイミングベルトカバー上部の2か所のクリップを外してカバーを外す
  
4.アンダーガードを外し、右前タイヤを外す

5.クランクを27㎜のボックスで回し、
赤矢印のTDC NO,1シリンダーに合わせる

6.リブベルトの取り回しを確認、ベルトに回転方向を記載し、テンショナーを緩めてベルトを外す
*新品のベルトに変える場合は回転方向は不要

7.2個のリブベルトアイドラープーリーを13㎜ボックスで外す

8.クランクプーリーの内側にある数か所の溝にL字型などの金具Greenを入れ、
フレームで支えて回り止めにし、センターボルトを緩める

*緩める場合のみオイルパン下にジャッキを入れ、エンジンが下がるのを防ぐ


9.回り止めをしたまま、TDCを確認し、4本の六角ボルトを緩める

10.TDCを合わせてからプーリーを抜き、スプロケットの位置をマーキングする
プーリーはスプロケットの既定の位置にしか付かないのでマーキング不要

11.タイミングベルトカバーの3本のボルトを緩め、カバーを外す


*センターの長いボルトはウォーターポンプを止めているので
緩めるとLLCが漏れてくる場合がある
先にLLCを抜いておくと良い


12.カムスプロケットの位置を再確認、または固定

13.タイミングベルトテンショナー センターナットを外し、
6mm レンチを隣の穴に入れて緩め、タイミングベルトを外し、
ローラーのスプリングを外してローラーを取り出す

14.アイドルローラのセンターボルトを外し、
長さ20㎜程度、太さ6-8㎜程度のスタッドのような頭のない棒、または頭が8mm以下のねじをセンターに入れ、
アイドルローラーセンター入口にあるネジに合った10mmx1.5のボルトをねじ込み、
ローラーを引き出す


*取り出す為のボルトは固定してあるセンターボルトより太い


15.クランクスプロケットを外し、クランクシールを交換
シールは外側を壊して抜く

*外側はオイルポンプハウジングなので万一傷が付いても交換できるが、
クランク側を傷付けると最悪エンジン全バラシ、またはリペアスリーブ。
*クランクシールの当りが摩耗している場合、リペアスリーブで修理してからシールを交換
カムシャフトオイルシール同様

16.ウォーターポンプ下の13㎜2本を緩め、タイミングベルト裏のスチール製のカバーを下からめくり上げてポンプを外す

*めくり上げたカバーの曲げた部分の角が歪むと、組み付け時にタイミングベルトカバーが持ち上がり音が出る可能性があるので、
きちんと元に戻す
*カムシャフトシールを交換する場合はバックプレートごと外す

17.ウォーターポンプの取り付け面を平らにし、新しいポンプを取り付ける
場合によっては液体ガスケットを少量塗る

18.タイミングベルト裏のカバー、アイドルローラー、タイミングベルト、テンショナーの順に組み付け、六角レンチでテンショナーを軽く張り、
上下のスプロケットの位置が合っているのを確認し、テンショナー固定ナットを手で軽く絞める


*タイミングベルトが必ずカムスプロケットの中心に来るようにする


19.下のベルトカバー、クランクプーリーを組み付け、クランクを2回転させた後、テンショナーナットを固定する
タイミングベルトがきちんと張られているか確認し、上のカバーを取り付け、エアフロを組み付ける

*上のカバーのスナップが緩い場合はラジオペンチなどで中心を曲げてバネを強くする


20.LLCを入れ、エンジンを掛けて異音やオイル漏れなどの不具合がないか確認した後に、リブドベルト周りを組み付けて完成

*同時にリブベルトテンショナー、アイドルローラも交換

締め付けトルク
プーリーセンターボルト:
110mm 160 Nm + 180°
56mm 460 Nm
プーリーHEXcap:
20 Nm + 90°
テンショナーローラー:15 Nm
クーラントポンプ:20 Nm
カムスプロケット:
ボルトヘッド8.8 = 85 Nm
10.9 = 100 Nm
リブドベルトプーリー:20 Nm

タイミングベルトは 1万キロ前に前オーナーが交換していたが、
コマがずれていてディスビをかなりずらしているのと、ウォーターポンプは変えられていなかったので今回交換した。

開けてびっくり、ベルトは違う部品が付いていたのでコマずれし、アイドルローラーは取り方が分からなかったようでプーラーで引っ張られ、ひん曲がったまま付いていた。

おまけにリブベルトもかけ間違え。
記録簿によると名古屋の「自動車の名門日進」で交換されている。
ロータスなどのイギリスの高級車やポルシェを扱う一流会社らしいが、これでいいのか・・・
忙しくて事務員さんが交換したのか。

ディスビずらして、アフターファイヤーパンパン言ってるのに、
知らんぷりで納車・・・

交換できなかったローラーを「交換した」とは記録簿に記載していなかったので、
あえて店名を日本語に訳したが、本来は実名をだされても仕方ないレベルの低い仕事。

間違えたなら直せば良い物を、出来ないなら聞けばいい物をやらずに放置したのは最悪。


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